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バナー広告に関する調査

バナー広告をクリックする平均頻度、「毎日1回以上」が36.7%でトップ

リサーチプラスは、ネットユーザーに対して、PC向けWebサイトのバナー広告 についての調査を行い、その結果を発表した。

これによるとバナー広告をクリックする平均頻度としては、「毎日1回以上が36.7%でトップ。次いで、「2〜3日に1回程度」14.7%、「毎日1回程度」14.0%、「1週間に1回程度」11.7%と、2〜3週間に1回以下の頻度と するユーザーは3割弱程度である事がわかった。

クリックしたバナー広告の何に惹かれたという問いに対しては、「キャンペ ーンメリットやプレゼントとなど」とした声が最も多く39.7%、「何の広告か解りやすくいキャッチコピー(商品)の内容」26.7%、「アニメーションなど動きの演出」13.7%という結果に。また、「何の業種かよく解らなかったがキャッチコピーのインパクト」とするユーザーもこれらに次いで11.3%存在していた。

また、バナーに対して最も嫌悪感を抱く場合としては、「バナーがたくさんありすぎてそのページ自体の趣旨がわかりにくい」が37.7%でトップ。次いで「クリックして飛んだ先の内容と一致していない」19.3%、「動きが激しすぎて目障り」17.7%、「何の広告かよくわからない」15.3%といった声が挙がっている。

更に、バナーに対して嫌悪感を抱いた後の行動を尋ねたところ、「その場では絶対にクリックせず、それ以後も避けるようにする」56.1%、「その場は絶対にクリックしないが、それ以後は特に気にしない」28.0%という結果に。これらの事から、「バナーがたくさんありすぎてページ自体の主旨がわかりに くい」サイトにおけるバナーのクリック率は極めて低くなる事が予想される。

最後に、Webサイトのバナー広告についての自由意見を尋ねたところ、「アニメーションなどでの必要以上の動きは無駄」「動きのあるバナーは一瞬目を引くけどクリックするかどうかは別の問題」「大きすぎるバナーやポップアップの広告は迷惑」「過大広告はやめるべき」など辛口なコメントが多かった。しかしその一方、「わかりやすいシンプルなデザインのものは好感が持てる」「目を引くキャッチであればクリックしてしまうので、広告としての宣伝効果 は大きいと思う」といった意見も存在。

PC上のバナー広告は、自社サイトへの誘導に対して効果が期待できるものの、全ての広告にも言えることだが「表現の仕方」によっては逆に敬遠されると いう実態が明らかになった。

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