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コンピューターウイルスに関する調査

PCにウイルスが届いた・発見した経験のあるネットユーザー34.7%

リサーチプラスは、インターネットユーザー300人を対象にコンピューター ウイルスについての調査を行い、その結果を発表。これによると、利用してい るPCにコンピューターウイルスが届いた、もしくは発見した経験があるユーザ ーは34.7%に及ぶことがわかった。

なお、そのうち約40%が「メール」によって届いた・発見されたものだが、市販ソフトなどのウィルスチェックによって検出。感染を防いだという声も多い。

また、利用しているPCがウィルスに感染した事があるとしたユーザーは、27.7%。その時の状況では、「インターネットに接続できなくなった」「PCが勝手に終了してしまう」「特定のアプリケーションがどうしても使えなくなった」というものが多かった。しかし、「ハード自体がクラッシュしてしまった」「結局全てのソフトを再インストールするはめになった」など、大きな被害を被ったユーザーも少なくない。

「ウィルスへの感染をどのようにして知ったか」については、「PCが明らかに普段と違う動作をしていることに気づいたので」が55.4%でトップ。次いで「友人から感染しているのではないかとメールが届いた」13.3%、「同僚や管理者/担当者からネットワークに感染したとの報告があった」6.0%など、既感染者からの連絡により発覚したパターンも多いが、その他とした25.3%のユー ザーのほとんどが「ウィルス検出ソフトによって」と答えており、その有効性がよくわかる。

更に、感染した際の駆除の方法を尋ねたところ、最も多かったのが「インターネット上から無料の駆除ソフトをダウンロードして駆除した」34.9%で、「市販のウイルス駆除ソフトを購入して自分で駆除した」25.3%と、自らソフトを使ってというユーザーが6割以上だった。一方、「詳しい友人(知人)に駆除してもらった」6.0%、「詳しい友人(知人)に方法を聞いて自分で駆除した」「会社の担当者が駆除作業をした」各4.8%と、周囲の詳しい人に助力を仰ぐユーザーもいる。

しかし中には、「初期化するしかなかった」「ソフトで駆除しきれずやむなく廃棄」といった声や、「販売店・メーカーに問い合わせて対処してもらった」というユーザーも存在している。しかし中には、「初期化するしかなかった」「ソフトで駆除しきれずやむなく廃棄」といった声や、「販売店・メーカーに問い合わせて対処してもらった」というユーザーも存在している。

最後に、コンピューターウィルスに対してとっている対策を尋ねると、「市販のウイルス探知/駆除ソフトを導入している」が39.3%でトップを占めたが、「不明なメールや添付ファイルは直接開かないように注意している」28.5%、「ウイルスに関する情報を注意して収集するようにしている」18.4%など今ある環境で防御に努めているユーザーが5割弱。また、「特に対策はしていない」8.9%、「会社の担当者がまとめて対策/対応しているので、個人的には対策していない」2.3%と、具体的な策を講じていないユーザーも1割以上いたが、一般ユーザーには何の責任もないものの、感染した時の被害を考えると、予め何らかの予防はしておいた方が良いということは明らかである。

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