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IP電話に関する調査

ネットユーザー自宅でのIP電話利用は26.8%。うち半数以上「BBフォン」

リサーチプラスは、20歳以上のネットユーザー500名を対象に「IP電話」についての調査を行い、その結果を発表した。

これによると、現在自宅でIP電話を利用しているのは26.8%。内訳としては、「BBフォン(ヤフー)」としたのが56.7%で半数以上を占め、「ぷららforフレッツ」「@niftyフォン」「so-netフォン」「OCN.phon」など、その他幾つかのIP電話利用者は全て合わせてもBBフォンユーザーより少ない事がわかった。

また、「IP電話に変更してから電話代が幾らぐらい安くなったと感じているか」については、「月額500円〜1000円未満」とする声が26.9%で最も多く、次いで「月額500円未満」16.4%、「月額1500円〜2000円未満」10.5%、「月額1000円〜1500円未満」9.7%と、月500円〜1,500円程度のコストダウンが実現できたユーザーは6割以上存在。また月2,000円以上との答えも17.9%を占めたが、「安くなったと思わない」とした声が18.7%おり、大きな格差が見られる。

IP電話に変えてからの不満点としては、「IP電話同士の無料通話などを体感したことがない」がトップで23.8%。「音質が悪い」16.3%、「よく途切れる」15.1%、「故障など不具合がよくおこる」7.0%、「値段が安くならない」4.1%と続いたほか、「呼び出し時間が長い」「非通知になってしまう」「NTTと請求書が別になる」といった声もあるが、一方で「満足している」としたユーザーも22.1%を占めた。

また、現在自宅でIP電話を利用していない73.2%のユーザーに、「しない理由」を尋ねたところ、「使っている人が回りにいない」31.5%、「内容がよくわからない」30.9%、「手続きがよくわからない」14.2%などが上位に挙がっている。また、「音質が悪そう」5.8%、「盗聴されそうで恐い」4.0%、「使っている人の評判が悪い」3.1%のほか、「自宅の回線では利用不可」「海外・県外に電話することはない」「固定電話はあまり使わない」といった声もみられた。

しかし、「近い将来IP電話にしてみたいと思うか」との問いに対しては、「思う」47.5%、「思わない」52.5%とほぼ同数。「思う」とした理由では「通話料が安くなるから」といった意見が大多数を占め、「思わない」では「興味がない」「必要ない」との声が多かった。なお、どちらにも共通していたのが「IP電話自体がよくわからない」という意見で、中には「電話番号が変わるのがいや」という声もある。

IP電話は、「同プロバイダや提携プロバイダ同士であれば無料になる」のが現在最大のウリ文句だが、通常の固定電話でも国内であれば3分7.5〜8円程度で通話ができるようになっている。また電話番号も付与されるが、それは自宅の電話番号自体が変わるのではなく、この3分7.5〜8円の固定電話へかけるのであれば自ら意識する必要もほとんどないといえる。(但し無料通話の際は必要になる場合もある)

今回の調査結果では、現在自宅にてIP電話を導入していないユーザーは7割を超え、またそのうち半数が「近い将来利用しようとは思わない」としているが、その理由をみると、インターネット上における他のサービスと同様、初心者に対するアナウンス不足が原因のひとつになっている感もある。また、「もうちょっと普及したら導入を検討する」という意見もあることから、更なる普及はもちろん、関係者のアナウンスによっては、より早い段階での普及も見込めるのではないかと考えられる。

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